記事詳細
ロシア原潜、修理中に火災 放射能漏れなし 負傷者なし
ロシア北部セベロドビンスクの造船所で7日、同国北方艦隊の原子力潜水艦「オリョール」が修理中に火災を起こした。露主要メディアによると、原子炉は修理開始前に止められており、核燃料や武器弾薬も搭載していない。放射能漏れはなく、負傷者も出ていないという。
船尾の区画で溶接作業が行われた際、ゴム製の素材に引火したとみられる。
オリョールは敵原潜の追尾などを任務とする「多目的原潜」で1992年の就役。この造船所では過去にも原潜解体中などに火災が起きている。(モスクワ 遠藤良介)