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【中国全人代】著作権保護を強調も…日本のアニメ、ドラマ勝手にアップが野放し

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【中国全人代】
著作権保護を強調も…日本のアニメ、ドラマ勝手にアップが野放し

 【北京=西見由章】中国最高検は12日に全人代で発表した活動報告で、「司法による知的財産権保護に力を入れ、権利の侵害行為に断固とした打撃を加えた」と強調し、商標権や著作権などの侵害事案に対し前年比7・1%増となる9427人を起訴したと発表した。しかし、海外コンテンツに対する著作権侵害の多くはこれまで野放しにされ、日本の文化産業も大きな被害を受けている。

 全人代と並行して開催されている国政助言機関、人民政治協商会議(政協)の委員でインターネット大手テンセントの創業者、馬化騰氏は4日に記者会見し「コンテンツ産業の中核となるのが知的財産権だ」と訴え、不十分な著作権システムの改善を訴えた。ネット上で著作権の侵害行為がはびこり、クリエーターが正当な報酬を得にくい現状を危惧した発言だ。

 特に海外作品に関しては「字幕組」と呼ばれるアマチュア集団が日本などの海外のアニメやドラマ、漫画などに中国語字幕を付け、無断でネット上にアップロードする行為が横行。中国の動画投稿サイトに雇われて活動している字幕組があるとも指摘されている。

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