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【イスラム国事件】「撮影のためとだまし犯行」 後藤さん殺害「目撃した」とする元通訳証言、アラブ名を付け協力強いる

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【イスラム国事件】
「撮影のためとだまし犯行」 後藤さん殺害「目撃した」とする元通訳証言、アラブ名を付け協力強いる

 【ロンドン=内藤泰朗】英スカイニューズ・テレビは10日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」に殺害されたとみられる日本人ジャーナリスト、後藤健二さんら人質の殺害現場を目撃したとする元通訳のインタビューを放映した。撮影のためで殺害はしないとだまして安心させ、犯行に及んでいたという。

 顔を隠し「サレ」と名乗る元通訳によると、殺害を実行したのは黒ずくめの覆面姿でたびたび映像に登場した英国人モハメド・エンワジ容疑者。元通訳は「少し離れた場所」で一部始終を目撃したという。

 外国人人質を安心させる役目だったという元通訳は、練習を繰り返すことで殺害実行の際にも人質に撮影のためだと信じ込ませていたと証言。後藤さんには「アブ・サアド」というアラブ風の名前を与え、仲間だと思わせて協力させていたという。現場には覆面男ら3~4人がおり、トルコ人の男が撮影方法などを指示していたという。

 たどたどしい英語で話す元通訳の本名や国籍は不明で、証言の裏付けもない。同テレビは、組織から逃げトルコに潜伏中の元通訳はイスラム国に命を狙われていると伝えた。

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