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【環球異見】ギリシャ金融支援4カ月延長で合意 「決裂なら欧州安保の危機」独紙

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【環球異見】
ギリシャ金融支援4カ月延長で合意 「決裂なら欧州安保の危機」独紙

 欧州連合(EU)とギリシャが金融支援の4カ月延長で合意し、ギリシャの財政危機はひとまず回避された。しかし、「問題は何も解決していない」と独紙は警鐘を鳴らし、ギリシャとの関係強化でEUを揺さぶるロシアを牽制(けんせい)する。ロシア紙はギリシャ擁護の論陣を張り、側面支援を強調。米紙は新たな危機を回避するため、ギリシャに柔軟な姿勢を示すようEU側に呼びかけている。

                   

南ドイツ新聞(ドイツ)

 ■決裂なら欧州安保の危機

 欧州連合(EU)の金融支援の4カ月延長が決まり、ギリシャの財政危機再燃は当面回避された。しかし、EUとギリシャは、財政再建に向けた改革の詳細を4月末までに合意しなければならない。南ドイツ新聞は2月25日付の社説で「問題は何も解決されていない」として、交渉の行方を楽観することをいさめた。

 期限ぎりぎりの2月末に決まった支援延長について、社説は「混沌(こんとん)とした状況で時間を稼いだ意義は小さくない」と指摘する。だが、緊縮財政に反対するギリシャ国民と堅持を求めるEUの溝は「大きい」としており、「4カ月後には(ギリシャの)政治家も国民も再び無慈悲な選択をせねばならない」と予測した。

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