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【デンマーク連続テロ】「自国育ちテロ」増大の危険 説教師と接触、洗脳され「もう誰も止められない」

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【デンマーク連続テロ】
「自国育ちテロ」増大の危険 説教師と接触、洗脳され「もう誰も止められない」

15日、コペンハーゲンで襲撃されたシナゴーグ(ユダヤ教会堂)前に花束を供える少女(AP)

 【ロンドン=内藤泰朗】デンマークの首都コペンハーゲンで起きた連続銃撃テロ事件は、外国人でなく自国民が起こす「ホームグロウン(自国育ち)」の若者による犯行だった。パリの風刺週刊紙襲撃に始まる連続テロに酷似した事件が1カ月余りで繰り返された形だ。欧州ではイスラム過激主義に染まる若者が増えているとされ、同様のテロが起きる危険が指摘されている。

 容疑者は、14日のカフェ銃撃の際、アラビア語で「神は偉大なり」と叫んだとの目撃情報がある。

 1月のパリでの風刺週刊紙銃撃では、イエメンを拠点とする国際テロ組織「アラビア半島のアルカーイダ(AQAP)」が、イスラム教の預言者ムハンマドの名誉が汚されたとして犯行声明を出しており、新たなテロを警告していた。

■パリ事件と酷似

 今回の事件も、ムハンマドの風刺画とユダヤ人が標的となった点でパリの連続テロと酷似する。パリのテロ犯3人はいずれも、フランスで生まれた移民出身の若者たちで、ある時期にテロを正当化するイスラム過激思想の説教師と接触し、洗脳された。

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