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【大韓航空騒動】肩ふるわせ涙も 「ナッツ姫」に実刑判決 世論を反映 財閥中心経済は変わらず

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【大韓航空騒動】
肩ふるわせ涙も 「ナッツ姫」に実刑判決 世論を反映 財閥中心経済は変わらず

昨年12月、ソウル西部地裁に出頭した大韓航空の趙顕娥前副社長(中央)=AP

 【ソウル=名村隆寛】大韓航空前副社長の趙顕娥(チョ・ヒョナ)被告に12日、言い渡された懲役1年(求刑・懲役3年)の実刑判決。ソウル西部地裁は「本当に心から反省しているのか疑わしい」「(離陸直前の機内で趙被告から暴言、暴力を受けた)客室責任者と乗務員も趙被告を許していない」ことなどを実刑判決の理由に挙げた。

 趙被告はこれまでの公判で常にうつむいていたが、韓国メディアによると、この日は背筋を伸ばし、判決に耳を傾けたという。公判では自身が提出した反省文が読み上げられた。

 反省文では「私が悪かったのは分かっています。被害者(客室責任者と客室乗務員)には本当に申し訳ない。心に受けた傷が早く癒やされることを願います。どうすれば許していただけるのかわかりません」とひたすら謝罪。自らの反省文を聞く間、趙被告は肩をふるわせ、涙を流したという。

 今回の裁判で問われた5つの罪のうち、最も注目されたのは航空保安法上の航路変更罪だった。趙被告は一貫して「飛行機が動いていたとは知らなかった」と主張。「航路とは離陸後の空路を意味する」と引き返しは航路変更に該当しないとした被告側の主張は認められず、航路変更罪では有罪となった。韓国で同罪が適用されるのは初という。

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