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【イスラム国】オバマ大統領、地上部隊の限定派遣に道 武力行使の権限求める決議案 

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【イスラム国】
オバマ大統領、地上部隊の限定派遣に道 武力行使の権限求める決議案 

オバマ米大統領(AP)

 【ワシントン=加納宏幸】オバマ米大統領は11日、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」の壊滅に向け、武力行使に関する大統領権限を容認する決議案を米議会に送った。米軍や有志連合の兵士の捜索・救難作戦、イスラム国指導者に対する特殊作戦、空爆目標を選定して精度を上げるための情報収集などを目的に、限定的な地上部隊の派遣に道を開く内容だ。

 オバマ氏は議会あての書簡で、「米国がイラクとアフガニスタンで実施したような、長期にわたる大規模な地上戦闘作戦に関する権限」は求めていないとし、イラク軍やシリアの穏健な反体制派勢力など現地部隊の地上戦を米軍などの有志連合が支援する原則を強調した。

 ただ、その一方で大統領に「地上戦闘作戦を行う柔軟性」を与えるよう求め、限られた状況下での地上戦実施を選択肢に含めた。

 オバマ氏はまた、10日に死亡が確認された米国人女性ケーラ・ミュラーさん(26)を含め、米国人4人の死亡はイスラム国の責任だとし、「イスラム国を野放しにすれば米本土を含め、中東地域を越えた脅威になる」と強調した。

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