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韓国の“コウモリ外交”限界 「ミサイル防衛」で中国と米国から圧迫

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韓国の“コウモリ外交”限界 「ミサイル防衛」で中国と米国から圧迫

習国家主席と並ぶ朴大統領(左)。米国と中国の板ばさみで進退窮まったか(共同)

 居丈高な要求は、さらに続いた。

 中国の常万全国防相は今月4日、ソウルで会談した韓国の韓民求(ハン・ミング)国防相に対し、在韓米軍によるTHAAD配備に公然と「憂慮」を伝えたのだ。これに対し、韓氏は「米国は現段階で何も決めていない。米韓間でも協議していない」などと、見え透いた“言い訳”でその場をごまかすしかなかった。

 中国が執着するTHAADとは何なのか。

 THAADは、米国が韓国での配備を目指す、ミサイル防衛(MD)システムの中核だ。海上配備型迎撃ミサイル(SM3)が大気圏外で敵弾道ミサイルを撃ち漏らした場合、最新鋭の地上配備型迎撃システムであるTHAADが大気圏内の高高度で撃ち落とす。米国は北朝鮮の弾道ミサイルを念頭に、日米韓3カ国で共同運用する構想を描いてきた。

 これに中国が「待った」をかけたのは、米国主導のMDが中国の弾道ミサイルをも標的にしているとの懸念を強めているからだ。

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