産経ニュース

【台湾機墜落】エンジン故障説有力 死者31人に 機長、人口密集地を避けて機体誘導か

ニュース 国際

記事詳細

更新

【台湾機墜落】
エンジン故障説有力 死者31人に 機長、人口密集地を避けて機体誘導か

5日午前、台北市内の基隆河の河岸に引き揚げられた復興航空機の機体。乗客の荷物が並べられ(手前)、事故の生々しさを物語る(田中靖人撮影)

 【台北=田中靖人】台北市内で乗客乗員58人乗りの復興(トランスアジア)航空機が墜落した事故で、台湾の中央通信社は5日、同機の死者は31人、行方不明者は12人になったと伝えた。同機は過去に左エンジンを故障で交換。機長は墜落直前、管制塔に「エンジン停止」を伝えており、今回も左エンジンの不具合が事故につながったとの見方が強まっている。

 当局は4日深夜、機体が突っ込んだ基隆河から主要部分を引き揚げ、機内や周辺の川底を捜索した。機首部分は大破しており、正副機長は死亡が確認された。乗客らの負傷者は15人で、このほか墜落直前に巻き込まれたタクシーの運転手ら2人も負傷している。

 同機は欧州製のATR72-600型双発プロペラ機で、昨年4月に納入され、1月26日に定期整備を行った。報道によると、昨年4月と8月の2回、故障で左エンジンを交換したという。4日夕には、フライトレコーダー(飛行記録装置)などが回収されており、当局が事故原因の解明を急いでいる。

このニュースの写真

  • エンジン故障説有力 死者31人に 機長、人口密集地を避けて機体誘導か

「ニュース」のランキング