産経ニュース

【イスラム国殺害脅迫】イスラム国に忠誠の武装組織、シナイ半島でエジプト軍を攻撃 27人以上死亡

ニュース 国際

記事詳細

更新

【イスラム国殺害脅迫】
イスラム国に忠誠の武装組織、シナイ半島でエジプト軍を攻撃 27人以上死亡

 【カイロ=大内清】エジプト東部のシナイ半島で29日、エジプト軍の基地や警察署などが自動車爆弾や迫撃砲による武装集団の襲撃を受け、地元メディアによると兵士や警察官ら少なくとも29人が死亡、約50人が負傷した。ネット上には30日未明、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」系の武装組織「エルサレムの支持者(ABM)」の犯行声明が掲載された。

 イスラム国は今月26日、自分たちと敵対する者はイスラム教徒も攻撃対象にすると宣言しており、今回のABMの攻撃はこれに呼応した蜂起の可能性がある。

 ABMは、エジプトでモルシー政権が倒れた2013年夏のクーデター以降、シナイ半島を中心にテロを活発化。もともとは国際テロ組織アルカーイダ系とされてきたが、昨年11月にイスラム国に忠誠を誓った。

 地元メディアによると、シナイ半島北部の主要都市アリーシュの軍基地が最初に自動車爆弾や迫撃砲弾などによる攻撃を受け、その後、同市に近いシェイフ・ズワイエド、ラファハなどの警察署や検問所が相次いで襲撃された。破壊された建物の下敷きになった兵士らもいるといい、死者数は今後増える可能性がある。

「ニュース」のランキング