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竹島上陸は「就任前から考え」李明博・韓国前大統領が回顧録 「静かな外交意味なし」

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竹島上陸は「就任前から考え」李明博・韓国前大統領が回顧録 「静かな外交意味なし」

 【ソウル=名村隆寛】韓国の李明博(イ・ミョンバク)前大統領が来月2日に出版する回顧録で、2012年8月に竹島(島根県隠岐の島町)に上陸したことについて「就任前から任期中訪問の意思を持っていた」と述懐していることが29日、分かった。韓国メディアが同日報じた。

 李氏は「わが国の領土なのに歴代大統領が行かなかったのでは話にならない」とし、「静かな外交はこれ以上、意味がないと思った。大統領が直接訪問し、わが領土という事実を国際社会に刻みつける行いが必要だった」と振り返った。

 また、「(前年の)8月にも具体的な計画を立てたが、上陸予定日に気象が悪化し、計画を延ばした」と、竹島上陸が気まぐれによるものではなかったことを強調した。

 慰安婦問題に関しては、野田佳彦首相(当時)が元慰安婦の女性に手紙を送り謝罪し、日本の政府予算で補償する方策が進められていたという。李明博政権末期の12年11月、東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議が開かれたカンボジアで、野田氏と会談して最終合意する予定だったが、「直前に衆院の解散が決まり、実現しなかった」と当時の状況を説明している。

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