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【イスラム国殺害脅迫】
交渉24時間期限、日ヨルダン関係の紛糾狙う
27日、インターネット上に公表された後藤健二さんとみられる男性の新たな音声付き画像
【カイロ=大内清】イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」が27日、再び音声メッセージを通じ、24時間以内でのサジダ・リシャウィ死刑囚の釈放を求めたのは、日本とヨルダン両国に焦りを与え、両国関係を紛糾させる狙いがあるとみられる。
24日に出された音声メッセージでは、湯川遥菜さんの殺害は安倍晋三首相の責任だと強調されていた。
しかし、今回のメッセージでは、「ヨルダン政府が(後藤健二さん解放の)障害になっている」と名指しさせ、「(拘束されているヨルダン軍)パイロットが死ぬことになれば、ヨルダン政府の責任だ」と非難。
そこには、日本人に対して、ヨルダン政府への反感を植え付けようとする意図がある。
またメッセージでは、「私(後藤さん)と彼女(リシャウィ死刑囚)の交換だ」とさせ、ヨルダン政府に対する速やかな行動を迫っている。
