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【経済インサイド】「日本車キラー面影なし」 韓国「現代自動車」を八方塞がりに追い込む“無駄遣い体質”や“強すぎる労働組合”

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【経済インサイド】
「日本車キラー面影なし」 韓国「現代自動車」を八方塞がりに追い込む“無駄遣い体質”や“強すぎる労働組合”

 現代自のシェアは11年の5.1%から14年(1~10月)に4.4%に低下。かつては「日本車キラー」と呼ばれたが、ウォン高・円安で日本車との価格差が縮小、厳しい競争環境に直面している。

 日本車メーカーを苦しめていた超円高やトヨタの大量リコール(回収・無償修理)問題、東日本大震災によるサプライチェーンの寸断など、現代自にとっての追い風がどれも消えてしまったことも大きい。

 現代自としては、為替変動による影響を避けるために、米国での生産拡大が急務。

 だが、国民から“労働貴族”とも揶揄(やゆ)される強すぎる労働組合の存在がネックになっている。「設備投資や人員配置に労働組合の同意が事実上必要となっているほか、雇用安定のための国内生産量の維持」(向山氏)が求められているからだ。

強すぎる労働組合もネック

 さらに、市場としての潜在力の高いタイやインドネシアなど東南アジア地域でシェアが低いことも懸念材料だ。

 古くから進出し、現地工場も抱える日本の自動車メーカーの後塵(こうじん)を拝しており、業界関係者は「ブランド力も含め、日本勢の優位は当分かわらない」と断言する。

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