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【本紙前ソウル支局長公判】第3回公判始まる 朴大統領元側近が証言へ

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【本紙前ソウル支局長公判】
第3回公判始まる 朴大統領元側近が証言へ

支局から弁護士事務所へ向かう加藤達也前ソウル支局長=19日、韓国・ソウル(川口良介撮影)

 【ソウル=藤本欣也】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と元側近、鄭(チョン)ユンフェ氏が会っていたとの噂をコラムで取り上げ、名誉毀損(きそん)で在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長の第3回公判が19日午後(日本時間同)、ソウル中央地裁で始まった。検察側証人として鄭氏が出廷し、噂を全面否定するとみられる。

 鄭氏は、朴大統領の国会議員時代に秘書室長などを務めた。鄭氏は検察に対し、昨年4月のセウォル号沈没事故当日、朴大統領と会っていたとの噂を否定し、噂をコラムで取り上げた加藤前支局長を名誉毀損で処罰するよう求めている。だが、その陳述内容は一貫しておらず、鄭氏の発言の信憑(しんぴょう)性が低いとする弁護側と激しい攻防が予想される。

 鄭氏をめぐっては、韓国紙、世界日報が大統領府の内部文書を基に「鄭氏が大統領府秘書官らと定期的に会い、国政に介入していた」と報道。鄭氏が世界日報側を名誉毀損で告訴した。これを受けて捜査を進めた検察は今月5日、「内部文書の内容は虚偽だった」として、鄭氏の国政介入はなかったとの中間結果を発表。鄭氏を朴政権の“陰の実力者”と批判してきた野党勢力が反発している。

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