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北ミサイル「米本土狙える」、韓国国防白書 核弾頭小型化も「相当水準」 兵力1万人増

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北ミサイル「米本土狙える」、韓国国防白書 核弾頭小型化も「相当水準」 兵力1万人増

 【ソウル=名村隆寛】韓国国防省は6日、2014年版の国防白書を発表し、北朝鮮による核弾頭の小型化能力が「相当な水準に達しているとみられる」と分析した。長距離弾道ミサイルに関しては、「米国本土を狙える能力を保有していると推定される」との文言が盛り込まれた。

 聯合ニュースによると、国防省関係者は「ミサイルに搭載できるほど核弾頭を小型化したとの情報はない」とし、搭載可能な核弾頭の製造にはさらなる技術の向上が必要との見方を示した。

 核兵器の製造が可能なプルトニウムについては「約40キロを保有していると推定」としつつも、数年前から量的変化はないとの見方を示した。

 また北部慈江(チャガンド)道など中国やロシアとの国境地域を警備するため、軍団級の部隊を新たに創設したことを明記。さらに、空軍を中心に兵力が約1万人あまり増えたとした。

 日本に関しては、北朝鮮の核問題をめぐって「協力を続ける」とした。ただ竹島(島根県隠岐の島町)について、「一部政治指導者の後ろ向きな歴史認識と不当な領有権主張は両国関係が未来志向に向かうことへの障害になっている」と指摘。「歴史的、地理的、国際法的に明白な韓国固有の領土であり、軍は強力な守護の意思を確立している」と、従来の主張を繰り返した。

 国防白書は2年に1回刊行される。朴槿恵(パク・クネ)政権発足後は今回が初めて。

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