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【歴史戦 第8部 南京「30万人」の虚妄(2)前半】習近平中国が血道を挙げる「勝利館」建設“抗日ビジネス”

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【歴史戦 第8部 南京「30万人」の虚妄(2)前半】
習近平中国が血道を挙げる「勝利館」建設“抗日ビジネス”

 「(南京)大虐殺記念館のような悲惨な記憶ばかりではなく、中国が勝利国であることを強調する記念館を造るべきだ」

 今年はじめ、中国国家主席、習近平は周辺にこんな指示を出した。共産党関係者が明かしたもので、南京市にある「南京大虐殺記念館」の隣で進められている「抗日戦争勝利館」の建設は、習肝いりのプロジェクトだという。

 中国は今年から9月3日を「抗日戦争勝利記念日」と定めた。「勝利館」は来年の記念日までの完成を目指している。この日に開かれる式典は「史上最大規模になる」と中国メディアは予測するが、開催場所は決まっていない。記念館関係者は「式典にはロシア大統領、プーチンや韓国大統領、朴槿恵(パククネ)も招待されていると聞いている。ぜひ南京で開きたい」と話す。

 「勝利館」は当初、1千億円以上の予算が組まれたが、土地の立ち退き問題などが続き、2度予算が追加されたとの情報もある。

 文化財などを管理する国家文物局は8月に北京で「抗日文化財の保護と利用」をテーマとするシンポジウムを開催した。各地で残っている日中戦争時代の監獄、兵器工場、裁判所などをいかに記念館などに改修し宣伝するかの議論が交わされた。

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