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【エボラ出血熱】「国際支援の継続を」現地で調査支援の感染研専門家が会見

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【エボラ出血熱】
「国際支援の継続を」現地で調査支援の感染研専門家が会見

 エボラ出血熱の流行が続く西アフリカのシエラレオネで疫学調査の支援を行った国立感染症研究所(感染研)の専門家2人が12日、記者会見を開いた。現地で情報管理室を立ち上げ、感染が疑われる患者の情報解析などに携わった2人は、「いつどこでどのような人が発症したかの情報を早期に把握し、現地の流行を抑えることが各国への拡大防止にもつながる」と、国際支援の継続を訴えた。

 会見したのは、感染研感染症疫学センターの有馬雄三主任研究官と島田智恵医師。10月下旬から約1カ月間、世界保健機関(WHO)のチームとしてシエラレオネに派遣され、北東部の山岳地帯、コイナドゥグ県で支援を行った。

 現地では、エボラで死亡し埋葬されたと報告されている数より実際の埋葬者数が多いなど、統計がしっかり取られていなかった。2人は統計のまとめ方を指導したり、流行が起きたニエニ地区を視察したりして、疫学情報を収集。感染を避けるため、調査は患者や遺体から約1・5メートル離れた場所から行ったという。

 WHOによると、シエラレオネでは首都フリータウンを中心に、11日現在で8014人(1875人死亡)の患者が報告されている。

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