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米連邦地検、中国人技師を逮捕、起訴 ステルス機の機密窃取

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米連邦地検、中国人技師を逮捕、起訴 ステルス機の機密窃取

 【ワシントン=青木伸行】米東部コネチカット州の連邦地検は10日、米国などが開発中の最新鋭ステルス戦闘機F35に関する情報を盗み出し、中国に持ち出そうとした疑いで、米国在住の中国人エンジニアを逮捕、起訴したと発表した。

 起訴されたのはコネティカット州在住の中国国籍で米国永住権を持つユー・ロン容疑者(36)。

 11月5日、中国へ帰国するためニュージャージー州のニューアーク国際空港で乗り継ぎをする際、税関の荷物検査で、米国外への持ち出しが制限されている資料が見つかった。

 資料はF35の機体の素材として使われているチタン合金に関するもの。ロン容疑者は7日に逮捕された。

 ロン容疑者は2008年8月から今年5月まで、コネティカット州の米航空機エンジン大手プラット・アンド・ホイットニー(P&W)で、F35に搭載されているF135エンジンなどの製造に携っていた。この間に資料を複写し、持ち出したとみられている。

 F35をめぐっては司法省が7月、米航空機大手にハッカー攻撃をかけ情報を盗み出したとして、中国人実業家らを起訴。米紙は、国防総省が中国からとみられるサイバー攻撃を受け、設計情報などが流出したと報じている。中国で開発中の新型ステルス戦闘機J(殲)31は、F35の「コピー」だとも指摘されている。

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