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SF?「犯罪予知」ソフト独警察が実験 「人権侵害」懸念も

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SF?「犯罪予知」ソフト独警察が実験 「人権侵害」懸念も

犯罪者制圧の訓練を公開したベルリン警察の特殊部隊。犯罪予測ソフトが導入されれば、犯罪捜査も劇的に変化する(ロイター)

 現在、南部バイエルン州で実験が行われており、ベルリン警察の広報担当者はデーリー・メール紙に「採用するかどうかは今回の実験の結果次第だ」と語り、導入検討を認めた。すでに州内のミュンヘンとニュルンベルクの2都市で強盗に関する初期テストが行われており、州のヒム・ヘアマン内相は先月、「前途有望」と評価し導入に前向きな姿勢を示している。

米2州では実際に監視

 同じような犯罪予測ソフトの実験は英国でも行われていた。英BBC放送が10月に伝えたところによると、ロンドン警視庁はアイルランド企業が開発したソフトを使い、犯罪者のネットへの投稿などの情報を4年間にわたり収集し、将来起こりうる犯罪の予知に役立てる実験を行っていた。

 さらに米国のペンシルベニア州とメリーランド州では2010年から、仮出所した受刑者のなかから殺人を行う可能性が高い人物をソフトで予測し、実際に監視しているという。米ABCテレビによると、ソフト開発者は「殺人を含む6万件の犯罪をデータ化し、100人の受刑者から殺人を起こすであろう8人を識別した」と語っている。

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