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【ASEAN首脳会議】対イスラム国連携合意も、南シナ海問題で手詰まり露呈

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【ASEAN首脳会議】
対イスラム国連携合意も、南シナ海問題で手詰まり露呈

 【ネピドー=吉村英輝】東南アジア諸国連合(ASEAN)は12日、ミャンマーの首都ネピドーで首脳会議を開き、ASEAN共同体の来年中の発足を確認した。また、東南アジアでも影響力を拡大させつつあるイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」へ協力して対応することでも一致した。ただ、一部加盟国が中国と対立する南シナ海問題では前進が見られず、手詰まりぶりを露呈した。

 「一刻も早いとりまとめに努めたが、進展はなかった」-。今年のASEAN議長国を務めるミャンマーのイェ・トゥ情報相は、南シナ海の紛争回避への「行動規範」の策定で中国と昨年協議入りしながら、今年は何の成果も出せなかったことを地元メディアに悔やんでみた。

 首脳会議では、南シナ海問題が引き続き主要議題となった。だが、ベトナムが反発して衝突に発展した係争海域での石油掘削などを中国側が控えていることもあり、今回の会議では、問題の平和的解決と引き続き中国の行動への「懸念」を表明することを確認するにとどまった。

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