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【エボラ出血熱】オバマ米大統領、医療関係者の強制隔離に反対 「西アフリカで大胆な行動を」

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【エボラ出血熱】
オバマ米大統領、医療関係者の強制隔離に反対 「西アフリカで大胆な行動を」

 【ワシントン=小雲規生】オバマ米大統領は28日、記者団に対し、西アフリカで拡大するエボラ出血熱の治療にあたった医療関係者の帰国時の対応について、「医療関係者が治療の前線に行く気をそぐようなことはしたくない」と述べ、強制隔離措置に反対する意向を示した。

 オバマ氏は「西アフリカで国際的な対応を大胆にとらなければ、米国内でわれわれ自身を危険にさらすことになる」と述べ、米国の医療関係者が活動することの重要性を強調。米東部2州が西アフリカ帰りの医療関係者に対して強制隔離措置を決める中で、米国内で同様の動きが広まることに懸念を表明した。

 一方、国防総省によると、デンプシー統合参謀本部議長は28日、西アフリカに派遣する米兵に対して帰国後に21日間の隔離と経過観察措置をとることをヘーゲル国防長官に進言した。

 オバマ氏は国防総省の判断について、任務として活動する米兵と医療関係者との立場の違いを指摘。「米兵と医療関係者に同様のルールが適用されるとは思わない」と述べ、軍の方針を容認する考えを示した。

 また、米南部テキサス州でエボラ出血熱の男性の治療中に感染した女性看護師、アンバー・ビンソンさん(29)は28日、ジョージア州アトランタの病院から退院した。ビンソンさんは24日の時点で体内からウイルスが消えたと発表されていた。

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