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PM2・5最悪…命懸けの42・195キロ 危険水準超え、北京マラソン棄権続出

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PM2・5最悪…命懸けの42・195キロ 危険水準超え、北京マラソン棄権続出

 秋が深まってきた中国の首都、北京で19日、恒例行事となっている北京国際マラソンが行われた。この日は北京市周辺上空の風が弱かったことから大気汚染が深刻化し、ぜんそくなどの呼吸器系疾患を誘発するとされる直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質「PM2.5」の大気中濃度が危険水準を超え、今年最悪のレベルに上昇。健康への悪影響を懸念してマラソンへの出走を取りやめるランナーが続出し、マスク姿の参加者も目立った。(SANKEI EXPRESS)

 34回目を迎えた北京国際マラソンは19日午前、北京中心部の天安門広場をスタート。55カ国から集まった約3万人の参加者がフルマラソンとハーフマラソンに分かれ、五輪公園まで駆け抜けた。

 深刻だったのは、大気汚染の状態だ。北京市内はスモッグに白く覆われ、数百メートル先のビルがかすんでみえるほどだった。

 室内待機のレベル

 北京の大気汚染データをインターネット上で常時公開している在中国米国大使館のサイトによると、PM2.5の濃度は18日昼過ぎから上昇をはじめ、午後7時には危険水準とされる大気1立方メートル当たりの一日平均濃度300マイクログラムを突破。18日未明には最高値の442マイクログラムを記録し、北京国際マラソンが開催された午前中の大半で今年最悪のレベルとなる400マイクログラム台で推移した。

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