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【エボラ出血熱】米国2例目のエボラ感染確認 即応調整官にクレイン氏 新たな不手際に懸念高まる

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【エボラ出血熱】
米国2例目のエボラ感染確認 即応調整官にクレイン氏 新たな不手際に懸念高まる

 【ワシントン=小雲規生、加納宏幸】米疾病対策センター(CDC)は17日、2例目のエボラ出血熱の国内感染を確認したと発表した。オバマ政権は感染の拡大を受け、包括的な対策を指揮する「即応調整官」にロン・クレイン氏の指名を決めた。だが、17日には感染の疑いが否定できない病院職員が客船旅行に出ていることが発覚。クレイン氏が感染症対策に携わった経験がないこともあり、共和党を中心に対応への懸念が高まっている。

 CDCによると、新たな感染者は、テキサス州ダラスの病院の女性看護師、アンバー・ビンソンさん(29)。国内初のエボラ出血熱と確認され、8日に死亡したリベリア人男性の治療で防護服を脱ぐ際、体液に触れて感染した可能性が指摘されている。同じ病院では、男性の治療に当たった看護師、ニーナ・ファムさんも感染した。

 オバマ政権はエボラ出血熱の封じ込めに向け、バイデン副大統領の首席補佐官も務めたクレイン氏を即応調整官に任命し、ホワイトハウス主導で態勢を強化する方針を明確にした。

 アーネスト大統領報道官によると、クレイン氏は安全保障チームの要となるモナコ大統領補佐官(国土安全保障・テロ対策担当)とライス大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の下で省庁間の調整に当たる。

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