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中国、南シナ海で「5カ所埋め立て」 習氏が「自ら選定」 台湾の情報機関

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中国、南シナ海で「5カ所埋め立て」 習氏が「自ら選定」 台湾の情報機関

 【台北=田中靖人】台湾の情報機関、国家安全局の李翔宙局長は15日、中国が南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島で岩礁5カ所を埋め立てていると述べた。同諸島をめぐっては、フィリピン当局が5月、ジョンソン南(赤瓜)礁が中国に埋め立てられていると発表していたが、同礁を含む5カ所での埋め立てを地域の当局者が公式に確認するのは初めてだ。

 李氏は、立法院(国会に相当)外交・国防委員会での答弁で、中国が「(実効支配する)7つの島嶼(とうしょ)のうち、5カ所で海を埋め立て土地を造成している」と述べた。埋め立てる場所は、習近平国家主席が「自ら選定した」という。このうち、クアテロン(華陽)礁では、造成された土地の面積が昨年3月は約0.1ヘクタールだったのが、今年9月末には18ヘクタールに達するなど、全体として作業が急速に進んでいるとの認識を示した。

 また、中国海軍の呉勝利司令官が9月下旬、洋上から造成を視察するなど岩礁を軍事拠点として重視しているとの見方を示した。他の造成地はガベン(南薫)、ヒューズ(東門)、エルダド(安達)の各礁。台湾は同諸島のイツアバ(太平)島を実効支配している。

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