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思い通り最期を 29歳の選択 安楽死のため移住、公表 米で賛否

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思い通り最期を 29歳の選択 安楽死のため移住、公表 米で賛否

 しかし、腫瘍は肥大化して病状は悪化。4月には医師から「余命6カ月」と宣告された。手の施しようがないと言いながらも、なお医師は放射線治療を続けようとしたが、メイナードさんは「意味のない治療は残された私の人生の時間を台無しにするもの」と反発。ディアスさんや実母とも話し合い、安楽死を選ぶことにした。ただ、カリフォルニア州では安楽死は認められていないため、全米で1997年に初めて安楽死が合法化(「尊厳死法」成立)された隣州のオレゴン州のポートランドに家族で転居した。

 オレゴン州ではこれまで、752人が医師の処方した薬剤によって安楽死しており、全米では現在、他にワシントン、モンタナ、バーモント、ニューメキシコの4州で安楽死が合法化されている。

YouTubeで自ら反論

 残された時間を民間団体と協力し、安楽死という選択肢を広く知ってもらうための資金集めに費やしているメイナードさんは米メディアに、「自殺ではない。自殺ならとっくに服薬していた。自分の思い通りに死にたい」と心情を吐露。これに対して安楽死に批判的な団体からは、病気の高齢者が死を選ぶなど悪影響をもたらしかねないと批判の声が上がった。

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