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【香港民主化デモ】台湾の馬総統が「確固たる支持」表明、双十節式典で「大陸が民主に踏み出す時」

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【香港民主化デモ】
台湾の馬総統が「確固たる支持」表明、双十節式典で「大陸が民主に踏み出す時」

香港中心部アドミラリティで、学生団体の演説に拍手を送る大勢のデモ参加者=9日深夜(共同)

 【台北=田中靖人】台湾の馬英九総統は10日、中華民国の誕生につながった辛亥革命を記念する「双十節」の式典で演説し、香港で続く大規模デモに「確固たる支持」を表明した。また、「今こそ中国大陸が民主憲政に踏み出すのに最も適した時機だ」と述べ、中国に民主化を促した。

 馬氏が双十節の演説で中国に民主化を呼びかけるのは、辛亥革命100年の2011年以来、3年ぶり。天安門事件が起きた6月4日に出す毎年の談話では言及するが、双十節で詳しく触れるのは異例だ。

 馬氏は、香港の現状について、●(=登におおざと)小平の「先富論」を挙げ、「今日の香港で『一部の人が先に民主化する』ことがなぜできないのか」と民主派の要求に応じない中国政府を揶揄(やゆ)。香港と中国の民主化の進展は「指導者が改革に臨む際の智恵と度量にかかっている」と習近平指導部に譲歩を促した。

 その上で、1997年の香港返還時に中国が確約した行政長官の普通選挙などを実現することが、中国と香港双方の利益になり、中台関係の発展にも資すると訴えた。

 馬氏は9月29日にも、香港のデモに支持を表明している。

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