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【ノーベル平和賞】17歳のマララさんらに、最年少受賞「子供に希望を」

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【ノーベル平和賞】
17歳のマララさんらに、最年少受賞「子供に希望を」

2013年9月、英バーミンガムの図書館開館式に出席したマララ・ユスフザイさん(ロイター)

 【ロンドン=内藤泰朗】ノルウェーのノーベル賞委員会は10日、2014年のノーベル平和賞を、女子教育の重要性を訴え続けているパキスタンのマララ・ユスフザイさん(17)と、インドの子供たちの人権擁護に努めるカイラシュ・サトヤルティ氏(60)に授与すると発表した。マララさんはノーベル賞の最年少受賞者となる。

 ノーベル賞委員会は2人が「世界の子供たちが働かされるのではなく、教育を受ける権利があると訴えて子供たちに希望を与えた」と表明。「ヒンズー教徒とイスラム教徒、インド人とパキスタン人が教育を求め、過激主義に反対する共通の闘いに加わることが重要だ」として、国家や宗教を超えた協力を促した。

 マララさんは英中部バーミンガムにある通学先の学校で受賞の知らせを受け、親族に電話で「とてもうれしい」と話した。

 インドとパキスタンは国境紛争を抱える。サトヤルティ氏は「マララさんと平和のために手を取りあっていきたい。子供たち、双方の国民にとって、それは必要なことだ」と語った。

 マララさんは1997年、パキスタン北西部スワト地区生まれ。イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」の女子教育抑圧や残虐行為をブログなどで告発し、2012年10月、下校途中にTTPに頭部を銃撃された。意識不明の重体となったが回復し、家族とバーミンガムに住む。

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