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ローマ法王が「タブー」にメス!

ローマ法王フランシスコ(ゲッティ=共同)

 【ベルリン=宮下日出男】「家庭」のあり方が多様化する中、ローマ法王フランシスコがカトリック教会としての対応の検討に本格的に乗り出した。離婚や同性婚をタブーとする教義と、信者の生活実態の溝への対処は教会の大きな課題。5日には世界各地の教会の代表者らを集めた会議が始まり、法王は会議での議論を取り組みの一歩としたい考えだ。

 カトリックの総本山バチカンでは5日、「世界代表司教会議(シノドス)」の臨時総会が19日までの日程で開幕。法王は開幕ミサで「神は家庭を気遣うよう求めている」と強調した。

 提起された問題を討議して法王に意見を具申するシノドスは昨春に就任した現法王の下で初開催となる。数年ごとの通常総会と別に約30年ぶりの臨時総会として招集され、世界の高位聖職者約200人と、専門家や信者夫婦らが参加した。

 カトリックは同性婚や人工中絶、特殊事例を除く離婚を禁じる。だが、近年は同性婚や中絶は信者にも広まっており、会議前に世界各地の教会に行ったアンケートでは、現場の聖職者が対応に苦慮している実情が浮かび上がったとされる。

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