産経ニュース

【米軍イラク空爆】過激組織・イスラム国、女性数百人を「奴隷」に 他宗教・宗派を敵視 

ニュース 国際

記事詳細

更新

【米軍イラク空爆】
過激組織・イスラム国、女性数百人を「奴隷」に 他宗教・宗派を敵視 

 【カイロ=大内清】AP通信などによると、米軍が空爆に踏み切ったイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」は、ここ数日でイラク北部モスル近郊のダムや軍関連施設など17カ所を占領したと主張するなど、攻勢を一段と強めていた。クルド人の宗教少数派、ヤジド派の女性数百人を「奴隷」にしたといった情報も出ており、他宗教・宗派を敵視する偏狭な態度が際立っていた。

 イスラム国は6月上旬、電撃的にモスルを制圧後、首都バグダッドに向けて進撃。最近は北部クルド人自治区にも矛先を向け、自治政府のあるアルビルをうかがう勢いをみせていた。

 モスル制圧時にイラク軍が放棄した戦車や装甲車を保有しているほか、モスルの銀行などから大量の現金を強奪。これが国内外のジハード主義者を引きつけて勢力を拡大する要因ともなっている。

 イスラム国は今月、ヤジド派が多く住むイラク北部の町シンジャールへの攻撃を本格化。数千~数万人の住民が山岳地帯に逃げ込んだほか、女性数百人がイスラム国戦闘員にとらえられ、奴隷にされたという。

「ニュース」のランキング