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EU首脳、ベルギーで第一次大戦100年記念式典

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EU首脳、ベルギーで第一次大戦100年記念式典

 【ベルリン=宮下日出男】欧州連合(EU)28加盟国の首脳らは26日、第一次世界大戦の発端となったサラエボ事件から28日で100年を迎えるのを前に、大戦の激戦地で毒ガスが初めて本格的に使用されたベルギー北西部イーペルで記念式典を行い、平和への誓いを新たにした。

 式典は大戦中に戦死した兵士らを追悼する記念碑「メニン門」で開催。EUは平和への願いを込め、EUの公用語である24言語で「平和」の言葉を刻んだベンチを寄贈した。

 EUのファンロンパイ大統領は「式典は戦争の終わりや勝利のためのものではない。すべての戦線で殺害された数百万人のためだ」とあいさつで述べ、犠牲者らを追悼した。

 第一次大戦で、ドイツはフランス侵攻のため中立国ベルギーに侵入し、イーペル近郊で1915年4月に塩素ガスを使用。17年に同じくこの近郊で使われた皮膚をただれさせるマスタードガスは、地名にちなみ「イペリット」呼ばれるようになった。

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