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中露海軍、20日から合同演習 首脳も出席 蜜月強調、日米など牽制 東シナ海

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中露海軍、20日から合同演習 首脳も出席 蜜月強調、日米など牽制 東シナ海

 【上海=河崎真澄】中国とロシアの海軍は20日から26日まで、上海沖の東シナ海で合同軍事演習を行う。2012年11月の習近平指導部発足後、初訪中するプーチン露大統領と習近平国家主席が20日、そろって合同演習を視察するとともに、中露首脳会談を行って蜜月関係をアピールし、戦略的協力関係を確認する。

 中露海軍合同演習は12年から3年連続で3回目。ウクライナ南部クリミア半島の併合で欧米から強い反発を招いたプーチン政権には、中国との関係を誇示することで、対露制裁を強める欧米などを牽制(けんせい)する思惑がある。

 一方、東シナ海の尖閣諸島(沖縄県石垣市)の問題で日米と対立、南シナ海をめぐってベトナムやフィリピンなどと衝突する習指導部は、ロシアと共闘して周辺国を威圧する狙いだ。

 中国共産党機関紙、人民日報(電子版)は19日、東シナ海での中露合同軍事演習は「(中国が一方的に設定した)防空識別圏をロシア側が承認したことを意味する」などと論評した。

 ロシア太平洋艦隊のミサイル巡洋艦ワリヤーグを旗艦に揚陸艦、補給艦など艦艇6隻が18日、上海郊外の呉淞海軍基地に海軍特殊部隊スペツナズを伴って到着。中国海軍からは水上艦8隻、潜水艦2隻、航空機9機、ヘリコプター4機と海軍特殊部隊が参加する見通しだ。

 プーチン大統領は上海市内で20、21の両日、アジア信頼醸成措置会議(CICA)首脳会議にも出席する予定だ。

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