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【シリア情勢】安保理、武力行使容認決議案採択に至らず 中露が反対

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【シリア情勢】
安保理、武力行使容認決議案採択に至らず 中露が反対

 【ニューヨーク=黒沢潤】国連安全保障理事会は28日、化学兵器使用疑惑をめぐりシリアへの武力行使を容認する英国提出の決議案について協議した。しかし、中露が相次ぎ反対意見を表明し、この日は合意に達しないまま終了した。安保理関係筋は、決議案の採択は30日以降に持ち越された。

 英国が提出した決議案は、化学兵器からシリア市民を守るため、「必要とされるすべての力」の行使を認める内容。英政府スポークスマンは会合に先立ち、同決議案は軍事行動などの根拠となる国連憲章7章に基づく内容になると述べていた。

 各国代表は会合後、記者会見も開かずに議場を後にした。決議案が30日以降の安保理で採決に持ち込まれた場合でも、露中両国が拒否権を発動することが確実視される。このため、採決すらせずに決議案が取り下げられるとの見方も出ている。

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