米北担当特別代表が韓国高官と初協議「すべきは仕事の仕上げ」

激動・朝鮮半島
11日、ソウルの韓国外務省で米国のビーガン北朝鮮担当特別代表(右)と握手する李度勲・朝鮮半島平和交渉本部長(共同)

 【ソウル=桜井紀雄】米国の北朝鮮担当特別代表に先月就任したビーガン氏が就任後初めて韓国を訪れ、ソウルの外務省で11日、李度勲(イ・ドフン)・朝鮮半島平和交渉本部長と会談、「われわれがなすべきは仕事を仕上げること」だと強調し、停滞する北朝鮮との非核化交渉の進展に意欲を示した。

 ビーガン氏は、米朝韓の3首脳がつくった「今の絶好の機会を生かすため、できる得る全てを行う必要がある」とも述べた。康京和(カン・ギョンファ)外相や趙明均(チョ・ミョンギュン)統一相とも会談し、北朝鮮の非核化に向けた米韓の連携を確認した。12日から中国と日本を訪問した後、韓国を再度訪れることも検討している。

 一方、韓国国防省は11日、北朝鮮の軍当局と板門店(パンムンジョム)で13日に実務協議を開くと発表した。非武装地帯(DMZ)での朝鮮戦争戦死者の遺骨の共同発掘やDMZ内の監視所の試験的撤収などについて協議する。