【激動・朝鮮半島】トランプ氏、金正恩氏からの書簡を受領 再会談へ調整へ - 産経ニュース

【激動・朝鮮半島】トランプ氏、金正恩氏からの書簡を受領 再会談へ調整へ

(左から)トランプ米大統領(ゲッティ=共同)、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(朝鮮通信=共同)
 【ワシントン=黒瀬悦成】サンダース米大統領報道官は10日の記者会見で、トランプ大統領が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長から書簡を受領したと発表した。書簡はトランプ氏との再会談を要請する内容で、サンダース氏は「会談の日程調整を進めている」とした。ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は同日、記者団に「会談は年内に行われる可能性が十分にある」との見通しを明らかにした。
 サンダース氏は書簡の内容について「非常に温かく前向きだった」とし、「金氏は対話の継続や朝鮮半島の非核化に向けた意思を書簡の中で表明していた」と強調した。
 サンダース氏はまた、北朝鮮が9日の建国70年の軍事パレードで弾道ミサイルを登場させなかったことについて「北朝鮮による誠意の表れだ」と述べ、歓迎の意向を示した。
 一方、ボルトン氏は記者団に2度目の米朝首脳会談の実施時期に関し、「金氏が(9月下旬にニューヨークで開かれる)国連総会に来るとは考えていない」とした上で、国連総会以降に行われる可能性は「常にある」と語った。
 場所は前回と同様、「シンガポールで行われる可能性はある」としつつ、具体的に固まっていないと指摘するにとどめた。
 ボルトン氏はこれに先立ち、ワシントン市内のホテルで講演し、金氏が4月の南北首脳会談で韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領に「1年間で非核化を実現させる」と約束したと明かした。
 ボルトン氏はその上で、北朝鮮が非核化プロセスの進展に向け「段階的取り組みを自発的に行っていかなくてはならない」と強調。「トランプ氏は(対話の)扉を開けて待っているが、北朝鮮に無理やり扉をくぐらせることはできない」と訴えた。