アンゴラ前大統領が政界引退 長期支配に幕 - 産経ニュース

アンゴラ前大統領が政界引退 長期支配に幕

アンゴラのドスサントス前大統領(AP)
 アフリカ南部アンゴラからの報道によると、38年にわたり政権を掌握し、昨年9月に大統領を退いたドスサントス氏(76)が8日、与党アンゴラ解放人民運動(MPLA)議長を退任した。政界を引退し、長期支配が完全に幕を閉じた。
 昨年9月、国防相だったロウレンソ氏がドスサントス氏に後継指名され、新大統領に就任。ロウレンソ氏は、国営石油会社の代表を務め「アフリカ女性一の資産家」と呼ばれたドスサントス氏の長女を解任するなど、影響力排除を推し進めてきた。
 ドスサントス氏はMPLA議長を来年4月までに退く意向だったが、ロウレンソ氏は早期退任を求めていた。
 ドスサントス氏は1979年9月に大統領に就任し、赤道ギニアのヌゲマ大統領に次ぎ、アフリカで2番目の長期政権を維持した。一族は石油利権で膨大な富を得る一方、多くの国民は貧しい生活を送っていた。(共同)