少数民族ロヒンギャ報道のロイター記者実刑 家族が「何も悪くない」と釈放要求

 
記者会見するロイター通信記者の妻ら=4日、ミャンマー・ヤンゴン(共同)

 ミャンマーのイスラム教徒少数民族ロヒンギャに関する極秘資料を警察から不法に入手したとして、国家機密法違反の罪で禁錮7年の判決を受けたロイター通信のミャンマー人記者2人の家族らが4日、最大都市ヤンゴンで記者会見し、「2人は何も悪いことをしていない」と無実を訴え、釈放を要求した。

 会見したのは、ワ・ロン記者(32)とチョー・ソー・ウー記者(28)のそれぞれの妻と弁護士ら。弁護士らは「2人を取り戻すために何でもする」と話し、控訴も含めて今後の対応を検討していると明らかにした。

 国際社会では、ロヒンギャ問題への対応などを巡り、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相が率いる政権への批判が高まっている。ワ・ロン記者の妻はスー・チー氏を指導者として評価しながらも「記者の仕事を理解していない」と述べた。(共同)