アフガン駐留米軍トップが交代 和平進まず - 産経ニュース

アフガン駐留米軍トップが交代 和平進まず

アフガニスタン・カブールで、攻撃を受けた現場から立ち上がる煙=8月21日(ロイター)
攻撃を受けた現場で警戒に当たるアフガニスタンの治安部隊=8月21日、カブール(ロイター)
駐留米軍トップの交代式典で、旗を受け取るオースティン・ミラー新司令官=2日、カブール(AP)
 アフガニスタンで2日、駐留米軍トップの交代式典が開かれ、ニコルソン司令官が退任、オースティン・ミラー氏が指揮権を引き継いだ。米国はアフガン政府と反政府武装勢力タリバンとの和平を求めているが、2015年を最後に両者の直接協議は進んでいない。
 約2年半の任期を務めたニコルソン氏は式典で「アフガンの和平協議を阻害することのないようにしてほしい」と各国に協力を要請した。駐留米軍トップは、北大西洋条約機構(NATO)が主導する駐留国際部隊も指揮するほか、アフガン国軍の訓練や空爆による戦闘支援も担う。
 アフガン戦争は米史上最長の17年にわたっているが、米軍撤退の見通しは立っていない。昨年8月、トランプ米大統領は駐留米軍を約1万6千人に増派するアフガン新戦略を発表。治安の好転を狙ったが、タリバンなどは激しい戦闘を続け、アフガン政府と支援する米国は苦しい状況に陥っている。(共同)