アフリカ賢人会議、初開催 安倍晋三首相「アフリカの声を踏まえた取り組みを」

 
アフリカ賢人会議コアグループ会合であいさつする安倍首相=31日午後、東京都内のホテル(代表撮影)

 政府は31日、アフリカの平和と安定に向けて日本とアフリカの元首脳らが話し合う「アフリカ賢人会議」の初会合を東京都内で開いた。現役引退後も強い影響力を持つ元首脳とアフリカが抱える課題を解決する方策を探り、来年8月に横浜市で開催予定の現役首脳による「アフリカ開発会議(TICAD)」の議論に生かしたい考えだ。

 安倍晋三首相は会合で「アフリカの開発と安定は世界の平和と繁栄に直結している。アフリカの開発を推進し、平和と繁栄を実現するには、アフリカの皆様の声を踏まえた取り組みが近道だ」と述べ、会議の意義を強調した。

 賢人会議は森喜朗元首相とモザンビークのシサノ元大統領らが中核メンバーを務める。森氏は「アフリカの課題を解決できれば、21世紀の人類社会の活力あふれる発展の原動力となる」と語った。シサノ氏は「日本と一緒に議論し、現在の首脳が使えるような提案をしたい」と話した。