【激動・朝鮮半島】北朝鮮に拘束された日本人男性は解放 北京に到着、きょう帰国へ - 産経ニュース

【激動・朝鮮半島】北朝鮮に拘束された日本人男性は解放 北京に到着、きょう帰国へ

 28日、北朝鮮から国外追放処分となり北京国際空港に到着した杉本倫孝氏(共同)
 【北京=藤本欣也】北朝鮮で今月上旬に拘束され、国外追放処分となった日本人男性が28日午前、経由地の北京首都国際空港に到着した。平壌からの高麗航空機(便名JS151)で、9時45分(日本時間同10時45分)ごろ着陸した。28日中に空路で帰国する。
 北朝鮮の朝鮮中央通信は26日、「最近、訪朝した杉本倫孝(氏)が法に違反する罪を犯し、関係機関に摘発され、調査を受けた」とした上で、「人道主義の原則に従って寛大に許し、国境外に追放することにした」と報じたが、違反の内容には触れていなかった。
 日本政府関係者によると、この日本人男性は杉本倫孝(ともゆき)氏(39)。杉本氏は滋賀県出身で映像制作の仕事に従事しているという。
 北朝鮮西部、南浦(ナムポ)で今月上旬、拘束されたとみられる。中国を拠点とする旅行会社が企画したツアーに参加し、列車で北朝鮮入りしたとされる。軍事関連施設を撮影した疑いで拘束されたとの情報もある。
 日本政府は男性が拘束された経緯などについて調査。今後の対応をめぐり、北朝鮮側とも北京の外交ルートなどを通じて接触を続けているもようだ。