【激動・朝鮮半島】南北共同連絡事務所の開設延期も ポンペオ米国務長官の訪朝中止を受け - 産経ニュース

【激動・朝鮮半島】南北共同連絡事務所の開設延期も ポンペオ米国務長官の訪朝中止を受け

 【ソウル=名村隆寛】月内に予定されていた北朝鮮・開城(ケソン)での南北共同連絡事務所の開設が、遅れる可能性が出てきた。韓国大統領府報道官は27日、ポンペオ米国務長官の訪朝が中止になった影響は不可避であるとし、「開設の時期などを再検討する必要がある」と語った。
 ポンペオ氏の訪朝や9月に予定されている南北首脳会談などを念頭に、韓国政府は事務所開設を検討していたが、報道官は「新たな状況が生じたため、再度、検討する必要がある」と述べた。北朝鮮はポンペオ氏訪朝中止に対する公式な反応を出しておらず、状況を注視しているという。
 一方、韓国統一省の報道官は同日、「韓米間に特に異論はない。現在、南北間で日程などに関する協議が進んでいる」と説明した。今月中の開設については「状況をもう少し見極める必要がある」とし、慎重な姿勢も示した。
 南北共同連絡事務所の設置は4月の南北首脳会談で合意されており、韓国政府は8月中の開設を目指してきた。