終戦宣言より非核化を、米国務省、韓国にくぎ

激動・朝鮮半島

 米国務省のナウアート報道官は14日の記者会見で、北朝鮮と韓国が重視する朝鮮戦争の終戦宣言について「平和につながるメカニズムは支持するが、米国の主な関心事は朝鮮半島の非核化だ」と述べ、非核化を優先すべきだとの考えを改めて強調した。

 韓国と北朝鮮は9月の首脳会談開催で合意したばかり。米政府は、終戦宣言が非核化を進める前提条件になると主張する北朝鮮に韓国が同調しないよう、くぎを刺した形だ。

 米国内では、非核化前の終戦宣言は北朝鮮を核保有国と事実上認めることになるとの懸念が根強く、米朝交渉はこの点を巡り対立が続いている。ナウアート氏は「米朝間で会話が日常化してきた」と関係改善を強調したが、ポンペオ国務長官の再訪朝については未定だと述べた。(共同)