離脱は「来年3月29日午後11時」 英女王が裁可

英EU離脱
英国のエリザベス女王(ロイター)

 【ロンドン=岡部伸】英国で26日、欧州連合(EU)からの離脱に伴いEU法を国内法に置き換えるための法律がエリザベス女王の裁可を得て成立した。バーカウ下院議長が発表した。EUからの離脱日時を2019年3月29日午後11時(日本時間30日午前8時)とする規定も盛り込まれた。

 同法はEU離脱の手続きを円滑に進めるためのもので、上下両院が20日に法案を可決していた。英国がEUの前身組織に加盟するのに当たって導入した欧州共同体法は廃止される。

 議会での法案審議では、離脱条件を決めるEUとの交渉決裂を防ぐため、交渉への議会の権限を強める修正案が与党の一部議員から提示されたが、交渉での裁量を狭める恐れがあると反発したメイ首相の説得で否決された。