トランプ大統領「もはや北の核脅威ない」「ウォー・ゲーム中止で節約」 

米朝首脳会談
トランプ大統領=12日、シンガポール(AP)

 【ワシントン=加納宏幸】トランプ米大統領は13日早朝、米朝首脳会談が開かれたシンガポールから大統領専用機でワシントン近郊のアンドルーズ空軍基地に到着し、ツイッターに「もはや北朝鮮からの核の脅威は存在しない」と投稿した。米朝対話の継続中に「ウオー・ゲーム」(米韓合同軍事演習)を中止することで経費を節約できるとの認識も表明した。

 トランプ氏は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と現地時間12日に行った会談を「興味深く、非常に前向きな体験だった」と振り返った。北朝鮮には将来、経済発展する「大きな潜在力」があるとも強調した。

 また、オバマ前大統領が「北朝鮮は米国にとって最も大きく最も危険な問題だ」と述べていたとして、トランプ氏は「私が大統領になる前、人々は北朝鮮との戦争になると思っていた」と指摘するとともに、「もう(危険性は)ない。今晩はよく眠ってくれ!」と書いた。

 これに先立ち、トランプ氏は大統領専用機内でFOXテレビのインタビューに応じ、在韓米軍には巨額の経費がかかるとして「できるだけ早く外に出したい」としつつも、金氏との首脳会談で議題にしなかったことを重ねて強調した。現時点では約2万8500人の駐留規模を縮小する計画はなく、「適切な時期」に実施すると語った。