【ロシアゲート疑惑】モラー特別検察官任命から1年 トランプ氏「魔女狩りだ」「共謀も司法妨害の証拠も出てない」 - 産経ニュース

【ロシアゲート疑惑】モラー特別検察官任命から1年 トランプ氏「魔女狩りだ」「共謀も司法妨害の証拠も出てない」

 ワシントンの米連邦議会を出るモラー特別検察官=2017年6月(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】ロシアの米大統領選干渉疑惑を捜査するモラー特別検察官の任命から1年の節目となった17日、トランプ大統領はツイッターで「米国史上最大の魔女狩りが2年目を迎えた。それでもまだ(トランプ陣営とロシアの)共謀も司法妨害もない」と書き、捜査が続けられていることを非難した。
 トランプ氏は、オバマ前政権下で連邦捜査局(FBI)がトランプ陣営でスパイ行為をしていたとの報道を取り上げて、「もしその通りであれば、ウォーターゲート事件よりも重大だ」とも指摘した。同事件では民主党全国委員会に盗聴器を仕掛けようとした不法侵入にホワイトハウスの関与が疑われ、ニクソン大統領の辞任に至った。
 ロシア疑惑ではこれまでにフリン元大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、マナフォート元選対本部長らトランプ陣営から4人が捜査機関への虚偽供述やロシア疑惑に直接関係しないマネーロンダリング(資金洗浄)などの疑いで訴追されている。干渉に関与した疑いで起訴されたロシアの13個人・3団体などを含めると、計19人・3団体に上っている。
 しかし、大統領選への干渉にトランプ氏が関与した証拠は出てきておらず、サンダース大統領報道官は17日の記者会見で「1年がたったが共謀の証拠は何も見つかっていない」と述べた。モラー氏はトランプ氏本人への事情聴取を求めており、与党・共和党では今年11月の中間選挙への影響を懸念する声が出ている。