ドゥテルテ氏、金正恩氏を絶賛「不良少年が英雄になった」

南北首脳会談
 フィリピン・マニラで演説するドゥテルテ大統領=3月20日(AP)

 【シンガポール=吉村英輝】フィリピンのドゥテルテ大統領は29日、南北首脳会談を行った北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長について、「地域の不良少年だと思われていたが、今や英雄だ。私のアイドルになった」と絶賛した。南部ダバオでの記者会見で語った。

 ドゥテルテ氏は、南北会談の模様から、金委員長が「愛想が良く、陽気な良い奴で、つきあいやすいように見えた」と、手放しで評価。将来に会談し、アジアの紛争防止に向けて互いに協力していきたいとの意向も述べた。

 ドゥテルテ氏は、昨年4月29日にトランプ米大統領と電話会談した際、トランプ氏から金委員長について質問され、「(精神が)不安定だ。笑いながらロケットを発射し続けている」とし、「狂った男だ」と述べていたことが、報道された機密会話録で明らかになった経緯がある。