米下院情報委がロシア疑惑で「共謀」否定 報告書発表して調査終結

ロシアゲート疑惑

 【ワシントン=加納宏幸】ロシアの米大統領選干渉疑惑を調査してきた下院情報特別委員会は27日、2016年大統領選のトランプ陣営がロシアと共謀した証拠は見つからなかったとする調査報告書を発表し、調査を終了させた。同疑惑はモラー特別検察官の捜査が続いているが、トランプ大統領は同日、「魔女狩りだ」と記者団に語り、捜査の終結を重ねて求めた。

 報告書は「委員会はトランプ陣営によるロシア政府との共謀、連係、陰謀の証拠は何も見つけられなかった」とした。その一方で、ロシアがサイバー攻撃などで大統領選に影響を及ぼそうとしたことは認め、トランプ陣営幹部がロシア側と接触したことを「稚拙な判断だった」と批判した。

 与党・共和党が報告書の作成を主導した。民主党は十分な調査がなされていないと批判しており、反論書を公表した。