【ロシアゲート疑惑】「大統領にモラー特別検察官解任の権限ある」 ホワイトハウス報道官が主張  - 産経ニュース

【ロシアゲート疑惑】「大統領にモラー特別検察官解任の権限ある」 ホワイトハウス報道官が主張 

 モラー米特別検察官(AP)
朝の定例記者会見で記者を指名するサラ・ハッカビー・サンダース大統領報道官=10日、米ワシントンのホワイトハウス(AP)
ドナルド・トランプ米大統領の個人弁護士、マイケル・コーエン氏=2017年9月、米ワシントン(AP)
 【ワシントン=加納宏幸】米ホワイトハウスのサンダース大統領報道官は10日の記者会見で、トランプ大統領がロシア疑惑を捜査するモラー特別検察官を解任する「権限を持っていると信じている」と述べた。トランプ氏は大統領選での陣営とロシアの共謀を否定し、モラー氏の捜査を「魔女狩り」であると繰り返し批判してきた。実際に解任すれば捜査を妨害したとの批判は避けられない。
 連邦捜査局(FBI)は9日、トランプ氏の個人弁護士マイケル・コーエン氏のニューヨークの事務所などを捜索した。米メディアによると、捜索はモラー氏の情報を元に実施され、トランプ氏と不倫関係にあったと主張するポルノ女優ストーミー・ダニエルズさんへの「口止め料」支払い関連文書が押収された。
 コーエン氏がトランプ氏と交わしたやり取りの記録も押収されたと伝えられており、トランプ氏は10日朝、ツイッターで「弁護士・依頼者間の秘匿特権は死んだ!」「完全な魔女狩りだ」と不満をぶちまけた。
 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は10日、ダニエルズさんが口止め料と主張する13万ドル(約1390万円)だけでなく、同じくトランプ氏と不倫関係にあったと主張する米誌「プレイボーイ」のモデル「プレイメイト」だったカレン・マクドゥーガルさんへの15万ドルの支払いも捜査対象になっていると報じた。
 サンダース氏は記者会見で、トランプ氏が捜査に不満を持っているとし、コーエン氏の事務所に対する捜索についても、「大統領は行き過ぎだと思っている」と述べた。