EUとFTA締結でも英経済は縮小 EU離脱で政府試算

 

 米ニュースサイト「バズフィード」は29日、英政府の欧州連合(EU)離脱に伴い、EUと自由貿易協定(FTA)を締結した場合でも、今後15年間の国内総生産(GDP)が現在の予想に比べて5%減少すると試算したと報じた。

 試算は1月に極秘に行われた。詳細は不明だが、「人、モノ、サービス、資本」の自由な移動が原則であるEUを抜けると、経済的損失を補えないことになる。FTAを結ばずに世界貿易機関(WTO)ルールを適用した際は、GDPが15年間で8%落ち込むと予想している。

 金融や自動車、化学といったほとんどの産業が打撃を受けるという。試算は、英国と結びつきが強い米国との貿易協定の締結によるプラス効果が含まれている。(共同)