EU大統領「われわれの心は開かれている」 英残留転換なら受け入れ用意と発言

英EU離脱
欧州議会の討論で発言する欧州連合のトゥスク大統領=16日、ストラスブール(ロイター)

 【ベルリン=宮下日出男】欧州連合(EU)のトゥスク大統領は16日、英国のEU離脱問題をめぐり、「大陸側の心は変わっていない。われわれの心は開かれている」と述べ、英国が残留に方針転換した場合、受け入れる用意があるとの認識を示した。フランス・ストラスブールで行われた欧州議会の討論で語った。

 英国で最近、離脱に関する2度目の国民投票の是非が議論されているのを念頭にした発言とみられる。AP通信によると、トゥスク氏は「民主主義が心を変えられないなら、それは民主主義ではない」とも強調。ユンケル欧州委員長はこの発言を受け、「ロンドンで疑いなく耳が傾けられるよう期待する」と述べた。

 EUと英国は今後、将来的な関係などに関する協議に入る見通しで、トゥスク氏は一方で英国に対し、将来関係について「もっと明確なビジョン」を示すように求めた。