フリン前補佐官を訴追 FBIに虚偽供述、政権高官では初

ロシアゲート疑惑

 【ワシントン=加納宏幸】ロシアの米大統領選干渉疑惑を捜査しているモラー特別検察官は、ロシアとの接触に関して連邦捜査局(FBI)に虚偽の供述をしたとしてフリン前大統領補佐官(国家安全保障問題担当)を訴追した。フリン氏は1日、首都ワシントンの裁判所に出廷した。米紙ニューヨーク・タイムズによると、罪を認める見通しという。

 モラー氏側が裁判所に提出した書面によると、フリン氏は昨年12月、当時の駐米ロシア大使と接触した際に対露制裁などを協議したことを否定していた。虚偽の供述をしたのは、政権発足後の1月24日とされる。

 ロシア疑惑の捜査では昨年の大統領選のトランプ陣営幹部ら3人が起訴されていることが判明しているが、トランプ政権の元高官が訴追されるのは初めて。モラー氏は政権側の「司法妨害」などの捜査を本格化させるとみられる。